2016年度卒業論文

循環運動を用いたキネティックアートの制作

小林 永生

キネティックアートとは、動く芸術のことである。目の錯覚や鑑賞者の視点移動を用いて動いているかのように見せたり、実際に物理的運動を用いたりして作品に動きを取り入れているのが特徴である。そしてその動きによる変化から、鑑賞者に美しさや不思議さを与える知覚体験をもたらしてきた。例として伊藤隆道氏は、人間のいる空間にある光と、自然の空間がもつ動きといった、身近に存在するものやその美しさに着目し、「16本の回転する曲がった棒」を制作した。
本研究では、人間の身近に存在するもののうち、動物の群れに見られる、同一形状の連鎖的な動きの美しさに着目し、循環運動による形状変化を用いたキネティックアートの制作を行う。

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