2017年度修士論文
振る舞いにより気配を創出するプロダクトデザイン | 大場 勇哉 |
高度化する知識基盤社会でのプロダクトデザインのあり方は、物質的に「見える形」を追求する領域のみに留まらず、振る舞いなどの物質的には「見えない形」のあり方を表現する領域に達していると考える。本研究では、モノと人との親和性を探っていくことを目的とし、振る舞いを用いて様々なデジタル情報の気配の創出を行う。特に、自然現象からの振る舞いをメタファーとして情緒的な情報伝達のあり方を模索する。デジタル情報を気配として自然界の事象のように扱うことを目的とする。